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CDレビュー:Vol.03 "XTC / Black Sea" 2013年06月05日 広瀬のCDレビュー トラックバック:0コメント:0

お久しぶりです、作家の広瀬です。
芝居から逸脱して何か違うものでも取り上げようかと思いましたが、予定通り今回はこいつの話をします。

xtc_black_sea.jpg

XTC / Black Sea(1980)

自分が大好きで大好きでしょうがなくて夜も眠れないというバンドは五つか、六つくらいありますが(曖昧)、XTCは確実にその一つです。大好きです。夜も眠れません。嘘です、夜は寝ます。そこそこ寝ます。
とにかく、一曲聴いてもらいましょう。



サージェント・ロックが女の子をメロメロにしてくれるさー、みたいなアホみたいな曲ですが(実際バンドとしては半分くらいふざけて書いていたらしい)、この曲を初めて聴いた高校生の時分、自分で英紙を翻訳しながら(当時はXTC、国内盤がまともに出ていなかったので)、サージェント・ロックというヒーローについて勝手に夢想していました。

そう、こないだのピストンズのサージェント・ロックの元ネタは、DCコミックスの半端無く強い軍人ではなく、XTCのこの曲なのです。まあ、アンディ・パートリッジ(XTCのボーカル、ギター)としてはDCのあの軍人をイメージしていたのかもしれませんが。

まあ、ピストンズの話はこんなもんで、このアルバムの話をしますと、とにかくリズムが最高に気持ちいいです。XTCファンの間では比較的後期のSkylarkingとかOranges & Lemons辺りの人気が高い印象がありますが、僕は初期から中期に一番愛着があります。何故なら、テリー・チェンバースというドラマーがいるから。



独特なフレーズと強烈なビート感、そこに絡みつくコリン・ムールディングのベース、ザクザク刻み込んでくるアンディ、デイヴ・グレゴリーのギター、テリー・チェンバース在籍時のXTCにしかない魅力です。
そして、このアルバムの魅力のもう一つが「反復」。上の曲にも顕著ですが、同じフレーズを繰り返しながら曲を構成していく、これは全時代通してXTCの作曲方法の特徴です。例えばこの曲。



ちょっと変化する部分はありますが、基本延々同じリズムの反復です。なのにアヴァンギャルドな方向に振れず、ポップな曲として完成させる彼らは偉大です。

アルバムとしては最後の作品、Wasp Star(値段が妙に高騰している…。中古で買いましょう)にはStupidly Happyというワンコードで作られた曲があり、これがこの作風の究極系でしょう。
ワスプ・スターでおや?と思ってくれた方はいるでしょうか。そう、サージェント・ロックの作中にはいくつかXTCネタが散りばめられています。気になった方はXTCの世界へ足を踏み入れていても良いかもしれません。例えばとあるアルバムの一曲目には怪人ピーター・パンプキン・ヘッドが待っていたり、総統ジェネラル(もちろん上の曲が元ネタです)の組織にもどこかで出会えるでしょう。

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