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CDレビュー:Vol.02 "Kimbra / Vows" 2013年05月05日 広瀬のCDレビュー トラックバック:0コメント:0

遠藤真太郎君客演の舞台を観に行ったらJetのAre You Gonna Be My Girlがかかっておりました。



大半の人は恐らく聴いたことあるはずです。そうです、ダイノジ大地のエアギターのアレですね。日本ではテレビでも使われまくっていたせいでやけに知名度の高いこの曲(芝居でも三回以上使われてんの見ました)、演奏しているJetがどこの国のバンドかご存知ですか?
アメリカ? イギリス? いいえ、違います。オーストラリアです。意外ですか? 驚きました? そうでもないですか? えっと、空気は読めますか?

話を続けます。オーストラリアのロックと言ってAC/DCを思い浮かべたあなたはそこそこロック好きだと思います。INXSとかMen at Workの名前を出したあなたは多分おっさんです。ビージーズとか言ってくるあなたはグッチ裕三です。あと、最近オーストラリアの音楽で流行ったのはこの曲でしょうか。



居酒屋とかでひところFUN.のWe Are Youngと同じくらいかかってたので聴いたことある方もいるかと思います。この曲、こんなアコースティックな音ながらアメリカで大ヒットしました。こんな感じで、オーストラリアの音楽は思い出したように英米で、当時の流行とは違う視点を持ち込むような形でヒットします。
上の曲の彼はゴティエ(Gotye)という名前で、男性のソロアーティストです。えっ、じゃあ、この綺麗な背中の美人は誰? 誰なの?とぐいぐい来てくれたあなたはきっと優しい人だと思います。本題に入りましょう。

kimbra.jpg
Kimbra / Vows(2011)

彼女の名前はKimbra、ニュージーランドのシンガーソングライターです。じゃあ、クソ長い枕でしてたオーストラリアの話は何だったの?とご立腹かもしれませんが、ニュージーランドとオーストラリアはかなり密接な関係の国家らしく、歴史的な話は門外漢なのでよくわかりませんが、何故かオーストラリアとニュージーランドでは同じような音楽が流行ります。実際、このアルバムもニュージーランドとオーストラリアの両国でプラチナ・ディスクを獲得しています(オーストラリアのグラミー、ARIAにもノミネートされていたような。獲ったのは上述のGotyeですが)。
とりあえず一曲聴いてもらいましょうか。



どうですか、この濃厚でドラマチックな楽曲。冗談抜きで掛け値なしの名曲だと思います。この一曲で英米ガールズポップの歴史が俯瞰出来ると言っても過言ではありません。R&B的であり、Be My Babyの例のドラムパターンが出てきたり、二番からモータウン的なリズムになったりと、様々な要素がひとつの楽曲に無理なくまとめられています。

この曲、ルーザーズでもかなり象徴的に使わせていただきました。祐樹が走りだし。一気にドラマがまとめて動き出す大ヤマ場です。覚えていてくている方がいたら幸いです。ちなみにサビはこんな歌詞です。

Everyday's like talking in your sleep!
Love is like a silhouette in dreams!
Open up your heart! Open up your heart!
Open up your heart and let me pull you out

毎日は眠っているあなたに話しかけているみたい
愛はまるで夢の中のシルエットみたい
心を開いて、心を開いてよ
心を開いて、あなたをそこから連れ出させて


しかし、このアルバム、アメリカではスマッシュヒット程度(ビルボード200で最高位14位)に終わりました。こんなに素晴らしいんだからもっと劇的に売れても良いんじゃないかと思うのですが、オーストラリア/ニュージーランドに対する英米のリアクションは何故かこんな感じです。オーストラリアには先のJetも尊敬するバンドとして名前をあげたYou Am Iという大御所ロックバンドがいるのですが、彼らも英米では無視され続けています。
オーストラリア/ニュージーランドの音楽、少なくとも日本人の感性には響くものがあるように思うので、また別の機会に色々取り上げてみたいと思います。

余談ですがこの曲、制作をやってくださっているTさんがやけに気に入ってくれていました。オーストラリア盤、USA盤と二枚出ていて、USA盤の方を誕生日にあげたらとても喜んでくれました。音響としてはこういうのは嬉しいものです。

次はルーザーズの残りをまとめてやるか、あるいはサージェント・ロックの話でもしようかと思います。サージェント・ロックの元ネタは、実はアメコミじゃないんですよ、という話でも。

この曲も素敵なので是非。Cameo Loverもそうでしたが、ダンスが素晴らしいね。




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